料金の支払い
かつてラブホテル代はもとよりデート代はすべて男性が支払う、というのが常識な時代がありました。いまでも昭和生まれの世代や一部の男女にはそういう意識の人もいるようです。
しかし、最近ではラブホテル代でもカップルで割り勘にするケースが増えています。とくに学生や20代のお金があまりない年代に多くなっています。
割り勘のメリットは、どちらかが全部負担して財布の心配をしなくてもいいというのとともに、お互いにお金のことで心理的な負担を感じたくない、というのも理由のようです。
たとえば、男性にばかり一方的に支払ってもらうと、女性の側も申し訳ない気持ちやコントロールされるような気持ちになるかもしれません。若い年代なら男性側に『いつも自分だけ支払っている』という心の引っ掛かりが残るかもしれません。
したがって、基本的には相手が年上でなければ割り勘というのでいいでしょう。
とはいえ、カップルになって初めてラブホテルに行くときや、最初の何回かは男性が支払うというのが一般的です。これは、ラブホに誘うというのがいまでも男性からリードしていくというムードがあるからでしょう。
そのうち、お互いに気ごころが知れるようになってから、「ラブホテル代だけど、割り勘にしよっか?」
というふうに話してみてはいかがでしょうか。
また、あなたが女性でいつもは男性が支払ってくれているのであれば、彼氏の誕生日や記念日には彼女が払ってあげることでサプライズ感を演出することもできて効果的だと思います。
割り勘にするにしてもどちらかが支払うにしても、ふたりの気持ちを相手に表すことが大切です。男性に支払ってもらうときでも、ときには少し後からお金を渡してあげたり、帰りに立ち寄ったお店の支払いはこちらがもってあげたりするなど、臨機応変に考えましょう。