名作コピーから学ぶ恋愛論
2009-10-10
コピーライターが考えるキャッチコピーは、基本的に広告のために創られます。商品を宣伝し、売り上げをアップさせるのが目的なのですね。
けれど、中にはこんなコピーもあります。まるで格言のように、グサッと心に刺さりませんか?
● あなたのヌードは、ちゃんとエッチですか?
(1992/マチス化粧品)
解説/長く恋をしていないと、女性は見た目にこだわらなくなってしまいますね。
メイク、髪型、服装、そして体…。きちんとしているつもりであっても、ややスキが目立つようになってしまったり。
恋をしてから慌てて見た目を意識するのではなく、やはり普段から女を磨いて置きましょう。そうすることでオーラが生まれ、それが恋を呼び込んだりもするのです。
● 私は、あなたから、少し、こぼれる。
(1996/カゼ・ソフトウェア)
解説/あなたと一緒にいたい。けれど、あなたという容器にピッタリ収まることはできないわ、という女性の想いですね。
仕事だったり、夢だったり、女友達と過ごす時間だったり、恋の他にも大事なものはたくさんあるはず。好きだからといって、100パーセントの愛を注ぎ続けることって難しいですよね。
人生にはたくさんの選択肢があり、優先順位があるのは当然です。そのことを理解してくれる人がパートナーだと幸せですよね。
● おしゃれにお金をかけはじめると、この恋は本気かナ…って、思います。
(1989/セゾンカード)
解説/相手のことが気になりだすのは、初期段階。メールや電話が来て嬉しくなるのは、中期段階。デートの日が楽しみで仕方ないのは、後期段階。そしておしゃれにお金をかけはじめると、いよいよ本気。
恋の本気度をスケールで表すと、こんな感じになるのでしょうか(笑)。現在進行中の恋をしている方は、ぜひ自分に当てはめてみてください。
● そのままが好きと言われて、不安
(1991/岩田屋)
解説/彼は何気なく言ったセリフかもしれませんが、言われると逆に焦ってしまいますよね。意識して固くなって、「そのままの私ってどんな私?」って戸惑ったり。
けど、気にしないでください。翻訳すると、「あなたが好き」っていうシンプルな意味なのですから。
● 四十歳は二度目のハタチ。
(1992/伊勢丹)
解説/目からウロコが落ちるようなコピーですね。恋をする権利というのは、幾つになっても失われません。三度目や四度目のハタチを迎える頃も、前向きで情熱的に生きていたいものですね。
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